公開日：2023年10月14日｜更新日： 2023年10月18日

外壁塗装で利用できる助成金とは

外壁塗装には助成金が利用できる場合があります。ここでは外壁塗装の助成金を調べる方法や助成金をもらうための条件、松本市における外壁塗装の助成金事情などについて紹介します。

外壁塗装の助成金を調べる方法

地域の助成金・補助金を探す方法は、大まかに次の2つです。

「住宅リフォーム支援制度検索サイト」を利用する
お住まいの市区町村のウェブサイトを直接チェックする

手早く情報を見つけるには、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の「住宅リフォーム支援制度検索サイト」をおすすめします。このサイトでは、全国の自治体の助成金や補助金について一括で情報が提供されているため、自分で調査を行う手間が省けます。

特に外壁塗装に関する支援制度が詳細ページの対象工事に記載されている場合、それは外壁塗装に対する補助金が適用される制度である可能性が高いです。

「住宅リフォーム支援制度検索サイト」を使用して、お住まいの自治体で提供されている補助金や助成金を探してみてください。ただし、すでに締め切られている制度や昨年の情報が掲載されていることもあるため、お住まいの自治体の公式サイトで最新情報を確認しましょう。

自治体のウェブサイトには、常に最新の補助金や助成金に関する情報が提供されています。情報が必要な場合、直接窓口に問い合わせてみるといいでしょう。

また、地元の工務店やリフォーム業者は地域に密着しており、こうした支援制度についての情報提供を行っている場合があります。業者に尋ねてみることも一つの方法です。

外壁塗装の助成金をもらうための条件

税金を滞納していない

補助金は税金などから賄われており、税金滞納者は補助金の受給資格を持ちません。このルールは、どの補助金にも適用され、どの自治体でも同様に適用されます。県民税、市民税、保険、年金など、納付すべき税金は滞納することなく納付していることが条件となります。

助成金を受ける自治体内に家がある

補助金を受けるにはその自治体内に対象の建物が存在する必要があります。一部の自治体では、自己所有でない借りた住宅でも補助金の受給が可能な場合があり、借りた住宅の場合には所有者が親族である場合に制約があることもあります。

また通常は居住が必要ですが、建物は自治体内にあるもののまだ居住していない場合でも、条件によっては対象となることがあります。引越し後にリフォームを行う場合、一部の自治体は引越し後の住所でのリフォームに対する補助金の上限を引き上げていることがあります。そのため、引越し後に家をリフォームする場合は、新しい住所の自治体に問い合わせてみましょう。

施工前に申請する必要がある

誤解されることが多いケースとしては、リフォーム工事を開始した後または工事が完了した後に補助金の申請をしようとするケースです。補助金を受けるためには、まず最初に自治体に申請し、希望者が多い場合は抽選などにより受給者が選ばれ、その後に工事を始めることができます。このため、工事を始めるタイミングは、業者に補助金の要件を説明した上で検討しましょう。

松本市における外壁塗装の助成金事情

松本市には現在外壁塗装に特化した助成金はありませんが、要件を満たせば利用できる制度があります。「松本市空き家バンク利活用促進事業補助金」制度では、居住の用に供する部分の居住性若しくは機能性の維持又は向上のための修繕、模様替え及び設備の改善にかかる工事を対象として、対象費用の50％以内、上限50万円で助成金を受け取ることが可能です。

また「松本市結婚新生活支援事業補助金」では、住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用を対象に助成金を受け取れます。助成金額は最大70万円です。

受付期間や対象者等の詳しい内容は松本市公式ホームページをご確認ください。

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