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グレーの外壁塗装にするメリット・デメリット
外壁塗装は、何色の塗料を使用するかによって家全体の雰囲気が大きく変わります。ここではグレーの外壁塗装の特徴とメリット・デメリットを紹介します。
グレーの外壁塗装の特徴
グレーは無彩色に分類される
グレーは、無彩色に分類される色です。無彩色とは、色味のないカラーのことを指します。色相（色の違い）と彩度（鮮やかさ）は全くなく、明度のみで違いが発生します。グレーの明度は高くなれば白に近いライトグレーとなり、低くすれば黒に近いダークグレーとなります。そのため、同じグレーの外壁であっても、明度が高いのか低いのかで印象が大きく変わるでしょう。
また色味がない無彩色なので、有彩色と呼ばれる色味のある色との相性が良いのも特徴です。どんな有彩色とも馴染みやすいので、外壁には適している色といえます。
中間色として表現の幅を広げる
グレーは、無彩色でありながらも白と黒の中間にある「中間色」です。中間色は絶妙な色彩表現ができ、表現の幅を広げてくれるでしょう。
グレーの外壁塗装にするメリット
汚れが目立ちにくい
はっきりとした色味の外壁はおしゃれで目を惹く一方で、汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。グレーであれば、どんな汚れもあまり目立たないのが大きなメリットです。砂埃や排気ガス、コケやカビなども中間色の場合が多いので、グレーの外壁塗装であれば付着しても目立ちません。
汚れが目立つとどうしても短いスパンで再塗装をしなくてはならなくなったり、汚れをできるだけ目立たなくするためにコストのかかる塗料を使わなくてはならなくなったりします。グレーであれば、そういった手間が省略できます。
周囲になじみやすい
グレーの外壁塗装は、周囲の景色になじみやすい点もメリットです。街中には、アスファルト・コンクリート・電柱・砂・石垣・塀などこれらの色はグレーであることが多いでしょう。グレーの外壁塗装であれば、周りになじみやすく家だけ浮く、という心配がありません。
洗練された印象になる
グレーには、モダン・シンプル・都会的・落ち着きがある…といったイメージがあります。グレーの外壁塗装にすることで、落ち着いた印象でありながらもおしゃれで上品なイメージが演出できるでしょう。
グレーの明るさを変えれば、微妙な濃淡でいろいろな印象を与えられます。
グレーの外壁塗装にするデメリット
地味になりやすい
グレーは周囲になじみやすい色である一方で、鮮やかさや華やかさに欠ける点がデメリットです。白に近いグレーにすることでシック・スタイリッシュな印象になりますが、色味がないため、地味な印象になりやすいでしょう。
外壁をグレーだけで統一せず、アクセントカラーを入れたりツートンカラーにしたりするなど、鮮やかさをプラスすることをおすすめします。
周りの家と似てしまう
グレーの外壁塗装は人気が高いことから、他の家と似てしまうという点もデメリットです。
自分の家らしい個性を出したい…という場合には、上記でも紹介したように、アクセントカラーやツートンカラーなどを取り入れましょう。
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