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外壁塗装では、ピンホールという現象が発生することがあります。このページでは、ピンホールとはどのような現象なのか、発生する原因、対処法を紹介します。
ピンホールとは、外壁塗装後に発生するもので、針で刺したような小さな穴のことです。乾燥する前は気泡だったものが、そのまま乾燥してピンホールになります。1㎜程度の大きさで1つや2つ程度であれば気付きにくいですが、穴の大きさが数mm以上だったり数十個以上あったりする場合は、施工不良のサインです。
外壁塗装では、塗料を希釈して使うケースがあります。液体を薄めて濃度を下げることを「希釈」といいますが、希釈が少なかったり逆に希釈しすぎたりしていると、ピンホールが発生しやすいです。
塗装は、下塗り・中塗り・上塗りと何度も重ね塗りをするのが基本です。重ね塗りの際は、すでに塗った塗料をしっかりと乾燥させることが大切です。乾ききる前に重ね塗りをすると、内側の塗料に含まれる水分が乾燥しきらず、外側の塗膜に穴が開いてピンホールができてしまいます。
外壁塗装は下地が塗装の完成度を大きく左右します。下地調整では、高圧洗浄やひび割れの修正、汚れ落としなどが必要です。下地調整が不十分な状態で塗装を行うと、うまく塗料がのらずにピンホールの原因になります。また下地の段階ですでに穴があると、溜まった空気が逃げるときに穴が開き、乾燥後のピンホールにつながりやすいです。
塗装には、刷毛やローラー、スプレーガンなど工法に合わせて適した道具を選ばなくてはなりません。塗料の粘度や種類によっても選ぶべき道具は異なります。また、道具を正しく選択できていても、未熟な職人が塗装をすると塗装面に気泡ができやすく、ピンホールが発生しやすいです。
まずは施工不良が原因であるかどうかをチェックします。塗装終了から1週間~10日以内を目安に、ピンホールの発生具合を確認しましょう。
ピンホールを発見したときは、速やかに施工業者に連絡を入れましょう。施工業者側の対応はそれぞれ異なりますが、まずはピンホールの状況を確認し、適した処理を行ってくれます。
連絡を入れる際、保証書を手元に用意しましょう。どのような保証内容であるかをチェックしておくとスムーズに依頼ができます。
施工業者が適した対応をしてくれない、保証書がなく補修に応じてもらえないというときは、そのままあきらめず消費生活センターなどに連絡を入れましょう。しかし消費生活センターはあくまで対応の仕方のアドバイスをしてくれる立場です。最終的には施工業者との話し合いをする必要はありますが、どのような対応をするかアドバイスをもらうだけでも心強く、落ち着いて交渉しやすいでしょう。
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