公開日: |更新日:
外壁塗装は、建物を長持ちさせるためにも美観を維持するためにも非常に重要な施工です。しかし、塗料を使用するために、いくら気を使っても匂いが出てしまい、時には体調を崩してしまうなどの事例もあります。そのようなことを避けるために、今回は外壁塗装の匂いにどのように対応すればよいのか、詳しく解説していきます。
まず、この章では、今現在外壁塗装を実施しており、その匂いで悩まされているという方を対象に、その対策を解説していきます。匂いの主な原因は塗料ですが、一般的には油性塗料のほうが匂いがきつく感じる方が多いです。その理由はシンナーが入っているからで、水性塗料ではそれほど苦にならないという方もいます。しかし、匂いの感じ方は人それぞれですから、どの塗料にも有効な対策方法をご紹介していきます。
まず、すぐに始められる対策としては、マスクを着けるということが考えられます。近年、新型コロナウイルスの流行などで、屋内や自分の家でもマスクをする方が増えました。そのため、施工中にマスクをすることは、それほど違和感を感じない方も多いのではないでしょうか。普通の不織布マスクの中でも、活性炭入りのものであれば、少し匂いも緩和される可能性があるでしょう。また、非常に匂いに対して敏感な方であれば、「有機ガス高濃度用防毒マスク」と呼ばれるものも試してみる価値があるでしょう。これは、本格的な防毒マスクで、吸収缶というものがついている仰々しいものです。ただ、日常生活で常に装着する設計ではないので、用途は限られるかもしれません。
こちらもすぐに実行できる有効な対策です。多くの方は匂いが室内に入らないように窓を締め切っているケースが多いのですが、それでは逆に匂いがこもってしまう場合もあります。常に開放しておくのではなく、工事の状況を業者に確認して、塗料を使用しない方角の窓を定期的に開けるなどしてみましょう。また、扇風機やサーキュレーターを効果的に使用して、室内の空気を外にだすことも有効です。ただし、これらの方法は必ず工事業者と打ち合わせの上、実施してください。窓を開けてはいけない時期などもありますので、注意が必要です。
工事期間中は他のところに住むといった対策も時には必要かもしれません。特に妊婦さんや小さいお子さん、高齢者などがいる家庭では考える必要があるかもしれません。工事業者と話し合って、どれくらいの期間が匂いがきついのかなどを教えてもらい、期間を設定すればよいでしょう。滞在先はさまざま考えられますが、ウィークリーマンションやホテルなどが候補となるでしょう。
これから外壁塗装予定の場合には、事前に対策しておくことをおすすめします。一つの手段としては、塗料の選択をすることでしょう。まず、人体・環境に配慮した塗料を選びたい方におすすめなのが、ホルムアルデヒドの発散量がゼロか微小で使用制限のない材料を意味するF☆☆☆☆(エフフォースター)塗料です。4つの星が最高で、「F☆」マークの数で発散量がわかります。その他にも、良い匂いをつけてある水性塗料など、匂い対策をした塗料があります。
匂いといっても、感じ方は人それぞれで、家族の中でも感じ方が違う場合もあります。しかし、不快に思った場合には我慢をせずに対策を講じることが有用。我慢を重ねて、体調を崩してしまえば大変なことになってしまいます。また、これから施工を予定している方は、ぜひ、事前に対策をしておいてください。
これまでに3,000件以上の施工実績
4.8/58件
最長対応年数 10年
定休日が無く、都合の良い日での相談が可能
5.0/2件
要問合せ
創業63年以上、地元に根差した老舗施工会社
4.2/25件
最長対応年数 10年
※選定基準:2023年11月27日調査時点で、「松本市 外装塗装」とGoogle検索した中で50位までを調査。公式サイトが表示されている外壁塗装会社30社の中で、「店舗所在地が松本市」「自社施工」「事例数が多い(上位3社)」という3つの条件を満たした3社を選定しています。