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外壁塗装ではさまざまな塗料が使用されますが、その中の1つがフッ素塗料です。このページでは、フッ素塗料での外壁塗装のメリット・デメリットを紹介します。
フッ素塗料とは、外壁塗装で用いられる塗料のうちの1つです。外壁塗装で用いられる塗料には、他にアクリル塗料・シリコン塗料・ウレタン塗料などがあります。定着剤や着色剤といった顔料に、フッ素樹脂が配合された結合力の強い塗料です。
普段から使用しているフライパンにも、フッ素加工がされています。焦げがつきづらく、触るとツルっとしているのは、フッ素が使われているためです。近年注目を集めるようになり、外壁塗装で用いられることも増えています。
フッ素塗料は、カビの発生を抑制する防カビ性、防藻性の効果も期待できます。カビや藻は日当たりの悪い外壁部分に発生しやすいトラブルですが、一度発生すると少しずつ増殖して外壁全体を包み込んでしまいます。フッ素塗料の透湿性によって湿気や結露が抑制され、カビや藻の発生を防ぐことができるようになります。
また親水性も高いため、壁に水が密着しやすく、外壁に付着した汚れも雨で自然と流れ落とし、綺麗な見た目が維持できます。さらにフッ素塗料の特徴である光沢も耐摩耗性の高さから落ちづらく、長く綺麗な状態が続きます。
フッ素塗料は、外壁塗装で使用される塗料の中でも耐用年数が長いのが特徴です。外壁の劣化原因となる紫外線・雨風の影響を防御する力を持っています。塗膜が強く、塗装面に密着性質があるため、高い耐候性が期待できます。
外壁塗装の塗料で良く使用されるシリコン塗料の耐用年数が7~15年ほどであるのに対し、フッ素塗料は15~20年ほどになります。
フッ素塗料は、色のバリエーションが豊富な点もメリットの1つです。外壁の色は、家の印象を大きく左右する大事なポイントです。フッ素塗料なら濃い色も選択でき、好みに合わせた色選びができるでしょう。
フッ素塗料は機能面で優れた塗料であるため、その分どうしても費用が高くなってしまいます。広範囲の施工を行うとなると、高額になりすぎて予算的に手が届かない…というケースが多いです。
安価な塗料と比較すると、単価が倍程度にまで上がる可能性があるため、外壁塗装にかけられる費用を見積もったうえで、フッ素塗料での塗装が可能かどうかを検討しましょう。
フッ素塗料はツルツルとした光沢感、艶加工が魅力です。反対に、艶なし加工での塗装は行えないため、艶のない塗装が好みの人には向いていません。
フッ素塗料は、塗膜が劣化しづらい点をメリットとして紹介しました。しかし、塗り直しをする際に残った塗膜をしっかり落としておかないと、どれだけ性能の良いフッ素塗料を塗装しても、剥がれやすくなってしまいます。
またフッ素塗料の取り扱いに慣れていない業者ですと、外壁材との相性が悪いにもかかわらずフッ素塗料を勧め、結果的に不具合につながる恐れもあります。フッ素塗料は、高機能がゆえに業者のスキルが必要です。
フッ素塗料の取り扱いに慣れていて、きちんと知識と技術を持った業者に依頼することが大切です。
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