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外壁塗装の流れが知りたい

外壁塗装の流れを知っておくと安心です。事前に把握していた工程がないことに気が付きやすくなり、手抜き工事を見抜けるからです。一般的な外壁塗装業務以外のことがあるかないかで業者の質も見えてきます。外壁塗装の流れをご紹介します。

ご近所さんへ挨拶

ご近所さんへの挨拶回りは最初にします。挨拶もなく、突然隣の家で外壁塗装工事がはじまったら「礼儀も常識もない」といわれかねません。騒音や塗料の臭い問題も出てきます。

通常の外壁塗装業者なら、施主の代わりに「ご迷惑をおかけするかもしれませんが」と挨拶をしてくれます。ただ、ご近所トラブルを避けるために、施主も工事前に挨拶はしたほうがいいです。

現場確認

現場確認をします。外壁塗装工事は準備が重要です。足場を設けるのも、外壁塗装工事をする際にも、作業の邪魔になるようなものを取り除きます。その際、業者は勝手に物を移動させられないため施主も立ち会うことが多いです。

雑に取り扱われると困るもの、塗料で汚してほしくないもの、どうしても移動したくないものがあるなら事前に伝えておくといいでしょう。

足場の組み立て・設置

安全に作業するために足場を組み立てます。足場の組立は長時間かかり、金属製のため騒音も出ますから音が気になる場合、事前確認をしたほうが無難です。また、足場費用は高いですがしないのは無理です。作業員の安全性の確保と作業効率のために取り除けません。

足場を組んだあと、塗料が周囲に飛び散らないように飛散防止シートをします。注意点として、家が隠れてしまうため空き巣被害が起きるリスクがあるのです。貴重品を置いた状態で留守にしないように注意しましょう。

外壁の汚れを高圧洗浄

足場を組んだあとは、建物の汚れを取り除くために、高圧洗浄できれいにしていきます。塗装面には、カビ、コケ、はがれた塗膜などの汚れがあるため必須作業です。高圧洗浄をしないと仕上げも悪くなりますし、塗装してもすぐ剥がれるリスクがあります。そのため業者も時間をかける工程です。

劣化部分を補修

劣化した部分の補修を含めた下地処理をします。下地処理をしないと、新しく塗装しても塗料が密着してくれません。高圧洗浄も下地処理といえます。ヒビを埋める、壁が剥がれた部分にモルタルを詰める、目地のシーリング打ち替えや打ち増しといったコーキング工事です。

崩れたところがあるならパテ埋めもします。塗料を付きやすくするのと同時に、壁を平坦にして安定した仕上がりにするための必須作業です。劣化状態がひどいと下地処理の時間は長くなり、スケジュールに影響が出ます。

塗装しない部分の養生

家全体すべて塗装するわけではないです。窓ガラス、床、玄関周りなどは塗装しません。塗料が付いてしまいそうな箇所は、養生シートを使って覆い、養生します。養生シート以外に、マスキングテープ、ビニールシートなども使って塗料が付かないようにするのです。

外壁塗装時は窓を開けられない工程もあります。夏場にすると熱いため、絶対開けてはいけない時間帯を聞いたほうがいいでしょう。エアコンを使用する場合でも、養生前に伝えたほうがいいです。使用するなら業者も踏まえた養生をしてくれます。

外壁塗装開始

養生が終わったら、外壁塗装をはじめます。外壁塗装自体の工程は、下塗り、中塗り、上塗りです。ただし、塗料と工法で多少違いが出ます。また、きっかり3回とは限りません。劣化状態や念には念を入れて下塗りを2回する業者もいます。基本的には3回で、業者や状態に変わって増えると考えておきましょう。逆に数が少ないときは注意が必要です。

最初の工程で下塗りを行う

最初にするのが下塗りです。下塗りは塗料を付ける工程ではありません。上塗りで付ける塗料のための工程です。下地処理とは別に、上塗りを適切にするため、壁を塗りやすい状態にするための準備と考えてもいいでしょう。

シーラーと呼ばれる下塗り専用塗料や、プライマー、フィラー、バインダーという下塗り材を使い分けます。それぞれ壁の状態に合わせて使うのです。下塗り塗料をなんども塗るケースもありますが、回数分費用は高くなります。

仕上げの行程で中塗り&上塗りを行う

下塗りが終わると乾燥するのを待って中塗りです。上塗りの1回目が中塗りという考え方もあります。上塗りと塗料は同じです。ただ、専用中塗り塗料を塗って上塗り塗料という方法もあります。

中塗りが終わると上塗りです。メインの塗料を塗りますが、模様付きのサイディングやモルタル仕上げだと、透明な塗料を塗るだけのケースもあります。中塗りと上塗りは手抜きされやすい工程で、塗装後の判断も難しいので特に注意が必要です。

外壁塗装のチェック

上塗りが終わると適切に塗装工事が完了したか最終チェックをします。仕上がりの状態、ぬり忘れ箇所、塗料が他の箇所に散っていないか施主も立ち会ってチェックするのです。もし気になった箇所があるなら、この時点で伝えます。

最終チェックの時点は施主も立ち会ったほうが無難です。引き渡し後、自分でチェックしていて問題点が見つかっても、業者の対応が遅くなるケースがあります。足場解体後だととくに困難です。そのため、施主は最終チェックに立ち会いましょう。

足場の解体・完成

最終チェックが終わると足場の解体をして作業終了です。足場の解体でも騒音があります。音が気になるなら、とくに騒がしくなりそうな時間帯を聞いておいてもいいでしょう。足場を解体すると家が見やすくなるため、塗料が散っていないかチェックしてみてください。

朝、昼、夕方、夜と太陽の位置と光の当たり具合で味方も変わります。夕方に見て気づかなかったことも、朝や昼間に気づくケースもあるのです。問題がなければ、業者によって異なりますが、保証書を発行してくれます。

まとめ

外壁塗装工事が終わったら、やはりご近所さんに挨拶まわりをしてもいいでしょう。また、天候やトラブルによってスケジュールがずれる場合もあるため、その点も踏まえてください。たとえば、塗料の乾燥時間も湿度で変化します。

業者の片付け時もしっかりチェックが必要です。片付けがいい加減でゴミが残っていないかチェックしましょう。最終チェックは、施主も立ち会ってください。後になって問題が多数出ても業者はすぐに対応できません。外壁塗装の流れを把握すれば、業者の質や手抜きも見えてくるのです。

こちらのサイトでは、松本市で外壁塗装ができる業者をたくさん紹介しています。外壁塗装についての知識についても更新してますので、よかったら見てくださいね。

松本市のおすすめ外壁塗装会社3選

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